無垢の木のオーダー家具、オリジナル家具・小物、木の器の [ 家具工房 ウノカ ]
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[ つくり へのこだわり ]
材料
主にナラ、タモ、ウォールナット、チェリー、メープルなど
の広葉樹の無垢材を使用しています。
どれも家具用材としてすばらしいもので、それぞれに特徴が
あり、色あいはもちろん、堅さや粘り、手ざわり、香りなど
もそれぞれに違います。
一般的に木はあたたかいものと思われていますが、手で触れ
たときに感じる温度にも、その樹種ごとに個性があります。
上品で凛々しい、緻密できめ細やか、甘美で温かい、素朴で
懐が深いなど、それぞれの樹種がもつ性格や特徴をいかした
ものづくりも無垢の木ならではの魅力のひとつです。
無垢の木でつくられた家具は、使いこむほどに、艶を重ねたような、なんともいえない
深い味わいをみせます。
年月と共に魅力が増していくのが最大の魅力です。
木組み
家具工房ウノカでは、木組みによる伝統的な技法で、家具の制作をしています。
部材同士をつなぐ、各種のホゾ組みや、天板の反りをおさえ
るために用いられる、蟻形吸い付き桟など、日本に古くから
伝わる木工技術は、先人の職人たちの、知恵と経験の結晶と
もいえるものです。
強固に木を組み上げるだけでなく、非常に合理的で、しかも
端正な美しさをもっているものばかりです。
欧米の古いアンティーク家具にも、アリ組みなど、日本とほ
ぼ同じ仕口が、使われているものがありますが、遠く離れた
土地にありながら、それぞれの職人が、良いものを作りたい
一心で知恵をしぼった結果、同じところに行き着いてしまっ
たということは、大変興味深く思います。
ただ、気をつけなければいけない事は、無垢の木で作られた
家具のすべてが、必ずしも、永く使える家具では無いという
ことです。
木は家具になったのちも呼吸し、伸縮を繰り返しています。
そういった木の動きを無視した、木取りや作り方をしてしま
えば、その性質ゆえに、量産の合板家具よりも、むしろ寿命
が短くなってしまうこともありえます。
無垢の木の、性質や特徴を理解し、適材適所にそれを生かす
ことでこそ、はじめて次の世代にまで受け継がれるものが、
出来上がります。
かたち
家具工房ウノカのデザインの要は、シンプルさとスパイスの
バランスです。
実用品としての使いやすさと丈夫さに加え、永く使えるシン
プルなデザインのなかに、部材のバランスや仕口の見せ方、線のとりかたなどで、少しのスパイスを効かせています。
気持ちのいい暮らしの道具として、インテリアの中で静かな
存在感を感じていただけます。
・仕上げ
家具工房ウノカの家具は、オイルフィニッシュで仕上げてい
ます。
健康に有害な有機溶剤を含まない、亜麻仁油をベースにした
、植物系天然オイルを主に使用しています。
オイルフィニッシュとは、木材にオイルを含浸させることに
よって、木の呼吸を妨げることなく保護する仕上げ方法で、
自然な艶が年月と共に深まっていきます。
また、一般的なウレタン塗装と違い、表面に塗膜を作らない
ため、塗装面の割れ、剥がれ、メクレ等が起こる事はありま
せん。
はじめてオイル仕上げの家具に触られたお客様は、みなさん
その手ざわりの気持ち良さに驚かれます。
木のもつ肌触りや温度などを感じられるのも、オイル仕上げでしか味わえない最大の魅力
のひとつです。
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